高齢化や未婚率の増加により、今後も高齢者のみ世帯や高齢単身世帯が増加すると予測されています。高齢の方向け住まいにはさまざまな種類がありますが、複数人の高齢者が共同生活を送る「高齢者向けシェアハウス」という選択肢もあります。今回は「高齢者向けシェアハウス」の特徴とメリット・デメリットをお伝えします。
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高齢の方向け住まいの種類と安心して過ごせる住まい選びのポイント「高齢者向けシェアハウス」とは
「シェアハウス」とは
いわゆる「シェアハウス」とは、ひとつの賃貸物件に親族ではない複数の人が共同生活する「共同居住型賃貸住宅」です。
家賃や光熱費などを分担できるため、経済的な負担を抑えたい若者を中心に注目を集めています。
一般の賃貸住宅と異なるのは、個室と共有スペースがあり、リビングやキッチン、トイレ、洗面所、浴室などを他の入居者と共用する点です。また、ほとんどのシェアハウスでは、共有スペースの利用方法や生活ルールが設けられています。
「高齢者向けシェアハウス」の特徴
シェアハウスの入居者で最も多いのは学生や30歳未満の社会人ですが、住宅の確保に特に配慮を要する高齢者、低額所得者、障がいのある方々(住宅確保要配慮者)も想定されています。
住宅確保要配慮者向け住宅として登録されたシェアハウスには、国の住宅セーフティネット制度に基づく支援(バリアフリー工事の改修費補助、所得の低い入居者に対する家賃補助など)があります。
「高齢者向けシェアハウス」のメリット
一人暮らしの高齢者が増加傾向にあり、社会からの孤立、孤独死などが問題になっています。また、詐欺や悪質商法のターゲットになりやすい、認知症の発症・進行に気づきにくいなどのリスクもあります。
「高齢者向けシェアハウス」メリットは、入居者同士で交流することで孤独感を解消できる、生活リズムを保ちやすく生活意欲の低下予防につながる、急な病気やケガの時にすぐ気づいてもらえる、経済的な負担が少ないなどです。
「高齢者向けシェアハウス」のデメリット
「高齢者向けシェアハウス」には、もちろんデメリットもあります。
個室はあっても完全なプライバシーの確保は難しい場合もある、共同生活に慣れるまで時間がかかる可能性がある、入居者同士のトラブルが発生することもある、などです。
シェアハウスへの入居を検討される方は、可能であれば見学や体験入居をしてみるとよいでしょう。
高齢の方向け住まいには、今回ご紹介した「シェアハウス」のほかにも「ケアハウス」「シルバーハウジング」「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」「有料老人ホーム」「特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)」「グループホーム(認知症対応型共同生活介護)」「介護医療院」などがあります。
それぞれの特徴や費用、サービス内容、入居条件は異なりますので、ご本人のご希望や健康状態に合った住まいを選ぶことが大切です。
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家族の介護をきっかけに介護福祉士・社会福祉主事任用資格を取得。現在はライター。日々の暮らしに役立つ身近な情報をお伝えするべく、介護・医療・美容・カルチャーなど幅広いジャンルの記事を執筆中。
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