認知症介助士

「認知症介助士」とは
認知症介助士は、公益財団法人 日本ケアフィット共育機構が認定する資格です。
認知症に関する知識や理解を深めることで、ご家族や地域のために役立てたり、サービス業などの方が認知症のお客様対応に役立てたりできます。
検定試験に受験資格はないため、どなたでもチャレンジできます。公認テキストなどを購入し、ご自宅で学習することも可能です。
「認知症介助士」になるには
認知症介助士の資格を得るためには、「認知症介助士検定試験」に合格する必要があります。
検定試験の受験方法は、以下の3通りがあります。
① 検定試験付きの「認知症介助セミナー」を受講する
講義やディスカッション、ロールプレイなどのセミナーと検定試験がセットになっています。
各会場で6時間の「認知症介助セミナー」を受講した後、マークシート試験を受けます。
② 共育センターなどで検定試験を受験する
東京または大阪で検定試験だけを受験する方法です。指定の日に会場に集合し、マークシート試験を受けます。
③ CBTセンターで検定試験を受験する
全国各地にあるCBTセンターで、パソコンで検定試験だけを受験する方法です。
受験資格
受験資格は特にありません。
試験の概要
試験問題 | 30問(選択肢)/45分 |
合格基準 | 1問1点の30点満点(21点以上で合格) |
合格率 | 9割以上 |
合格者特典 | 認定状 |
受講料・受験料 | 【① 認知症介助セミナー受講(検定試験付き)】 テキストをお持ちの方 : 16,500円(税込) テキストをお持ちでない方 : 19,800円(税込) 【② 共育センターなどで検定試験を受験】 3,300円(税込) 【③ CBTセンターで検定試験を受験】 3,300円(税込) |
▼関連リンク
公益財団法人 日本ケアフィット共育機構「認知症介助士」
認知症ライフパートナー
「認知症ライフパートナー」とは
認知症ライフパートナーは、一般社団法人 日本認知症コミュニケーション協議会が認定する民間資格です。
認知症の方のこれまでの生活体験、生き方、価値観を尊重し、その人らしく暮らして行けるよう、ご本人やご家族に寄り添いながらサポートすることを目指します。
「認知症ライフパートナー」になるには
認知症ライフパートナーの資格は、3級から1級まであります。
資格を取得するためには、認知症ライフパートナー検定試験(3~1級)に合格する必要があります。
受験資格
【2・3級】学歴・年齢・性別・国籍による制限はありません(2・3級の併願受験も可能)。
【1級】 認知症ライフパートナー2級合格者
試験の概要
試験問題 | 30問(選択肢)/45分 |
合格基準 | 【2・3級】100点満点中70点以上 【1級】 前半・後半で各100点満点中70点以上 |
受講料・受験料 |
【3級】 6,500円 【2級】10,500円 【1級】15,000円 ※10名以上の団体の場合は、団体受験料金にて受験可能 |
▼関連リンク
一般社団法人 日本認知症コミュニケーション協議会
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家族の介護をきっかけに介護福祉士・社会福祉主事任用資格を取得。現在はライター。日々の暮らしに役立つ身近な情報をお伝えするべく、介護・医療・美容・カルチャーなど幅広いジャンルの記事を執筆中。
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