関節リウマチの症状と上手に付き合うためのポイント

医療・福祉制度について

医療・福祉制度について

関節リウマチの治療は長期にわたり、介助が必要になる場合もあることから、経済的または生活上の負担を減らすための公的支援があります。
しかし、サービスを利用するには申請が必要です。また、医療・福祉制度は複雑で、各種制度にはそれぞれ条件があります。手続きについては、病院の医療ソーシャルワーカーやケアマネジャーなどの専門家に相談しましょう。

高額療養費制度

医療機関や薬局の窓口で支払った医療費が、1カ月で上限額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。上限額は、年齢(70歳以上かどうか)や所得によって異なります。

▼関連リンク
厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」

高額医療費貸付制度

高額療養費を申請した場合、支給までには受診した月から少なくとも3カ月程度かかります。
そのため、自己負担の支払いが困難なときには、無利息の「高額医療費貸付制度」を利用できる場合があります。

難病医療費助成制度

「悪性関節リウマチ」などの指定難病と診断され、一定基準を満たしていると認定された場合は、医療費助成の対象になります。自己負担の限度額(月額)は、所得によって異なります。
症状が軽くても、高額な治療を継続して行う必要がある場合は医療費助成の対象となります。お住まいの都道府県の相談窓口(保健所など)に問い合わせてみましょう。

▼関連リンク
厚生労働省「難病対策」

その他

「重度心身障害者医療費助成制度」「自立支援医療(更生医療)助成」「障害者総合支援法に基づくサービス」「介護保険制度」などがあります。

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障がいのある方の生活を支援する「障がい福祉サービス」とは



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ライター:樋口 くらら
家族の介護をきっかけに介護福祉士・社会福祉主事任用資格を取得。現在はライター。日々の暮らしに役立つ身近な情報をお伝えするべく、介護・医療・美容・カルチャーなど幅広いジャンルの記事を執筆中。

関節リウマチの症状と上手に付き合うためのポイント

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