排尿トラブルの予防対策

日常生活の工夫
・身体を冷やさないようにする
・ストレスがたまらないようにする
・適度な運動を心がける
・便秘にならないように気をつける
・水分を十分にとる
・トイレはなるべく我慢しない
・寝る前は利尿作用のある飲み物を控える
・出かける時はあらかじめトイレの位置を確認しておく
排尿日誌をつける
排尿日誌は、排尿時刻や排尿量、尿もれの有無などを記録するものです。可能であれば、水分摂取量や食事の時刻も記入しておきます。
排尿日誌をつけると、排尿のパターンを把握することができ、尿もれ予防や排尿ケアなどに役立ちます。
また、医療機関を受診する時は、排尿日誌を持参するとよいでしょう。
「第45回 国際福祉機器展レポート」でご紹介した排尿予測デバイス「D Free Personal」は、スマートフォンと連動してトイレのタイミングをお知らせし、排尿記録をつけることもできます。

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第45回 国際福祉機器展レポート(1)日常生活に役立つ介護用品
骨盤底筋群を鍛える
骨盤底筋群は、肛門や膣(ちつ)を引き締めてからゆるめる体操「骨盤底筋体操」で鍛えることができます。

基本の骨盤底筋体操 |
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① 骨盤底筋群の位置(上のイラスト)をイメージします。 ② 足を肩幅に開いて立ち、身体の力をぬいて、背中をまっすぐに伸ばします。 ③ 肛門と膣を(尿を途中で止めるイメージで)5~10秒引き締め、ゆっくりとゆるめます。 ④ 「引き締める」「ゆるめる」を10回ほどくりかえします。 |
骨盤底筋体操は、電車やバスの中で立っている時にも行えるトレーニングです。また、イスに座ったまま、あおむけに寝たままでも行うことができます。慣れてきたら、さまざまな体勢で行ってみましょう。
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ライター:樋口 くらら
家族の介護をきっかけに介護福祉士・社会福祉主事任用資格を取得。現在はライター。日々の暮らしに役立つ身近な情報をお伝えするべく、介護・医療・美容・カルチャーなど幅広いジャンルの記事を執筆中。
家族の介護をきっかけに介護福祉士・社会福祉主事任用資格を取得。現在はライター。日々の暮らしに役立つ身近な情報をお伝えするべく、介護・医療・美容・カルチャーなど幅広いジャンルの記事を執筆中。
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