こんなときはどうする?ご高齢者の症状に合わせた口腔ケア

お口の痛みがある場合

お口の痛みがある場合

歯やお口の痛みがある場合は、早めに医師に相談してください。口内炎や合わない入れ歯(義歯)などによってお口の中が痛むときは、痛みに配慮して無理のない口腔ケアを行いましょう。

口腔ケアのポイント

・小さいモアブラシやポイントブラシ、スポンジブラシなどを用いて、痛みのある部分になるべく触れないようにしましょう。
・お口の乾燥が痛みの原因となる場合もあるため、口腔内の潤いを保ちましょう。
・毎日のお手入れを嫌がる場合は、「なぜ必要なのか?」を話して、口腔ケアの重要性を理解してもらうことも大切です。
・毎食後のケアが難しいときは、負担にならないよう1日に1回行い、できる範囲で無理なく続けましょう。

スポンジブラシ

口腔ケアの際は、お口の中や口元、表情、動作の変化などをよく観察しましょう。入れ歯(義歯)をお使いの方は、必ずはずしてから観察します。歯肉の腫れや出血、お口の乾燥、入れ歯の不具合などがある場合は、医師や歯科医師に相談してください。



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ライター:樋口 くらら
家族の介護をきっかけに介護福祉士・社会福祉主事任用資格を取得。現在はライター。日々の暮らしに役立つ身近な情報をお伝えするべく、介護・医療・美容・カルチャーなど幅広いジャンルの記事を執筆中。

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