牛肉と夏野菜のおかかポン酢炒め【介護食のレシピ#30】

この記事を3行で解説すると

  • ・暑い日にもさっぱりと食べやすい1品。
  • ・かつお節を入れることで簡単に旨味アップ!
  • ・なすの皮に切れ目を入れることで食べやすく


牛肉と夏野菜のおかかポン酢炒め

【一人前:エネルギー282kcal たんぱく質18.3g 脂質17.3g 塩分0.9g】


暑い日が続くと食欲がなくなることもありますね。そんな時は料理に酸味や旨味を取り入れることで、食欲アップ!酸味が強いとむせやすくなり不安になることがあるかもしれませんが、炒めることで酸味が飛び食べやすくなります。今回はポン酢を使って簡単にできるおかずをご紹介します。

≪材料≫ 4人分

牛切り落とし肉 360g
なす  3本
トマト 1個
大さじ1
塩こしょう 少々
おろししょうが 大さじ1/2
サラダ油 大さじ1/2
【A】
大さじ1
みりん 大さじ1
ポン酢 大さじ2
かつお節 1袋(4g)


牛肉と夏野菜のおかかポン酢炒め


一年中楽しめる牛肉も、旬の野菜を組み合わせることで季節感のある1品になります。夏野菜は鮮やかできれいな色の野菜が多いので、料理の彩りもよくなり見た目もきれいに仕上がります。目で見て料理を楽しめるのもいいですね。

≪作り方≫

① 牛肉は酒、塩こしょうをふり、揉み込む。

介護食ポイント
牛肉に大きい部分がある場合は、食べやすい大きさに小さく切って調整してください。
介護食ポイント
咀嚼機能に応じて、とろみをつけたい場合は、牛肉に片栗粉をまぶしてから炒めると、味も馴染みやすくなり、自然なとろみもつくのでぜひお試しください。
牛肉と夏野菜のおかかポン酢炒め

② なすは半月切りにする。トマトは小さめ一口大に切る。なすは切ってすぐに調理しない場合は、水を張ったボウルに10分ほどさらし、あく抜きをします。

介護食ポイント
なすは、皮に切り込みを入れることで、皮の部分も食べやすくなります。皮をむいても大丈夫です。なすも小さめの一口大に切るなど大きさを調整してください。トマトは小さめの一口大に切ることで、皮も食べやすくなります。必要に応じて皮をむいてください。
牛肉と夏野菜のおかかポン酢炒め
牛肉と夏野菜のおかかポン酢炒め

③ フライパンにサラダ油を入れて熱し、牛肉、おろししょうがを入れて肉の色が変わるまで中火で炒める。なすを加えてしんなりするまで炒め、トマトを加えてさっと炒める。【A】を加えて炒め合わせる。

介護食ポイント
トマトを使っているので水分が出ますが、かつお節を入れることで、余分な水分を吸い取ってくれます。さらに、旨味が増すので食欲も出ます。
牛肉と夏野菜のおかかポン酢炒め
牛肉と夏野菜のおかかポン酢炒め
牛肉と夏野菜のおかかポン酢炒め
牛肉と夏野菜のおかかポン酢炒め

おわりに

牛肉がない場合は、豚肉や鶏肉でもおいしく仕上がります。

今回はなすとトマトを使っていますが、かぼちゃやオクラなどを使ってもおいしくお召し上がりいただけますので、ぜひアレンジしてお試しください。

ライター:管理栄養士 安蒜 ゆい

病院や保育園にて管理栄養士として勤務し、献立作成や衛生管理などを行う。その後フリーランス管理栄養士として独立。
現在は食品メーカー様や料理動画サイトにおけるレシピ考案・撮影、コラム監修、調理器具メーカーと連携した調理製品を使ったメニューの考案等を行っている。

牛肉と夏野菜のおかかポン酢炒め【介護食のレシピ#30】

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