ほくほくお豆とたっぷり野菜のスープ【介護食のレシピ#20】

この記事を3行で解説すると

  • ・ 肌寒い季節にぴったりの体が温まるスープ。
  • ・ 水煮の豆を使って、調理時間を短縮。
  • ・ たんぱく質と野菜が一緒に摂れて、栄養豊富!


ほくほくお豆とたっぷり野菜のスープ

【一人前:エネルギー180kcal たんぱく質12.1g 脂質8.4g 塩分1.6g】


肌寒くなり、紅葉もいろいろな場所で見かけるようになりました。
肌寒い季節には、温かい料理で体の内側から温めて、一日を元気に過ごしたいですね。


そこで、今の季節にぴったりの、体を温める牛乳を使ったスープをご紹介します。作りたてでも美味しいのですが、一晩おくと味が馴染み更に美味しくなりますので、夜に作って次の日に食べるのもおすすめです。是非ご家庭でも作ってみてください。

≪材料≫ 4人分

大豆(水煮)  100g
ミックスビーンズ(水煮) 100g
にんじん  1/2本
玉ねぎ 1/2本
ブロッコリー   1/2本
マッシュルーム  1パック分(6個程度)
牛乳 500cc
100cc
コンソメキューブ 2個
適量
コショウ お好みの量
ローリエの葉(あれば) 1枚


ほくほくお豆とたっぷり野菜のスープ


豆は、カロリーが少なく豊富なたんぱく質を含んでいるので、ダイエット食品としても人気があります。
大豆や乾燥豆は、一度水に漬けて柔らかくしてから調理をしますが、今回は水煮に加工されている物を使うことで、短時間で簡単に調理することができます。ご紹介するスープの他にも、煮物やそのままサラダにのせて手軽に食べられるものですので、是非活用してみてください。

≪作り方≫

① にんじんの皮を剥いて、ブロッコリーは茎と花の部分をわけます。マッシュルーム、玉ねぎ、にんじん、ブロッコリーを、豆と同じぐらいの大きさになるようにサイコロ状に切ります。

介護食ポイント
具を豆と同じ大きさに小さく揃えることで、短時間で柔らかくなります。
また、具材を小さくするので、スプーンで口に運びやすく、食べやすさもアップします。
ほくほくお豆とたっぷり野菜のスープ
ほくほくお豆とたっぷり野菜のスープ

② 鍋に油をひき➀で切ったにんじん、玉ねぎ、ブロッコリーの茎、マッシュルームを入れて、玉ねぎの色が半透明になるまで中火で炒めます。炒めることで、野菜のうま味を引き出します。

ほくほくお豆とたっぷり野菜のスープ

③ ②の鍋に大豆とミックスビーンズ、水と牛乳、コンソメキューブ、(あればローリエの葉)を入れて、中火で煮込みます。沸騰したら火を弱め、ローリエの葉を取り除き、残りのブロッコリーの花の部分を入れて30分程煮込みます。

介護食ポイント
牛乳が苦手な人でも食べやすいように、じっくり煮込んで野菜のうま味をスープに溶け込ませます。煮込むことで水煮の豆が更に柔らかくなります。
ほくほくお豆とたっぷり野菜のスープ
ほくほくお豆とたっぷり野菜のスープ

④ 時間がたったら火を消して、塩コショウで味を整えて器に盛りつければ完成です。

ほくほくお豆とたっぷり野菜のスープ

おわりに

今回は、大豆とミックスビーンズをミックスして使用しましたが、お好みによって変更していただいても構いません。

シチューよりもあっさりとしていながらも、牛乳の優しい味わいで体が温まります。これから旬を迎える根菜類の野菜は、体を温める効果に期待があると言われています。是非たっぷりと野菜を召し上がってください。

ライター:なかしま はるか

学生時代に調理師、栄養士、介護食士の資格を取り、カフェのメニュー開発など経験を重ねました。就職後は、料理教室で生徒さんに伝えるたのしさを知りました。結婚を機に、退職後は自宅にて料理教室を開講し、現在は子育てを楽しみながら、料理教室とフリーでレシピ開発をしています。

ほくほくお豆とたっぷり野菜のスープ【介護食のレシピ#20】

Facebookページで
最新記事配信!!

あなたにおすすめの記事

関連記事

介護食のレシピのおすすめ記事