この記事を3行で解説すると
- ・ 簡単になめらかなポテトサラダができる!
- ・ ヘルシーな具材でも満足感がある!
- ・ 食物繊維が豊富なきのこや里芋を使用しているため、腸内環境の改善も!
【介護食用 一人前:エネルギー109cal たんぱく質4.7g 脂質5.4g 塩分0.6g】
ポテトサラダと言えば、じゃがいもを使ったものが一般的ですが、今回は秋の野菜、里芋ときのこで作るポテトサラダをご紹介します。
合わせる具材によって、洋風や和風などご家庭の好みにアレンジできるようになっています。
今回は、秋野の素材を中心に選んでみました。秋の香りを、ぜひ試してみてください。
≪材料≫ 4人分
里芋 | 300g |
舞茸 | 70g |
しめじ | 50g |
鮭フレーク | 50g |
マヨネーズ | 小1(介護食用)大1(ご家族用) |
塩 | 少々(介護食用)ひとつまみ(ご家族用) |
粗挽き黒コショウ | お好みの量(ご家族用) |
里芋は、秋が旬の野菜です。粘り気のある食感が人気ですが、独特のぬめりがあり、調理するのが大変という面もあります。そのような時は、今回ご紹介するように電子レンジで加熱する方法がおすすめです。さっと洗い、電子レンジで加熱することで、里芋の皮をつるんと簡単に剥くことができます。手も痒くなりにくいので、とても良い方法です。
また、里芋は、じゃがいもやさつまいもと比べてカロリーが低いので、今回のようにマヨネーズを使用した料理や、高カロリーになってしまうようなコロッケなどの揚げ物もヘルシーに仕上がります。
≪作り方≫
① 里芋は、流水で泥や汚れを良く洗い、皮付きのまま耐熱容器に入れ、電子レンジ500wで6分加熱します。電子レンジで芋類を加熱する際は、乾燥して焦げてしまうことがあるため、濡れた状態でラップをかけて、水分が逃げないようにすると良いでしょう。
里芋に竹串を刺し、中まですんなりと刺さったら皮を剥きます。耐熱容器と里芋が熱くなっているのでご注意ください。里芋は流水をあて、冷やしながら皮を剥いても大丈夫です。里芋の大きさによっては加熱時間に差が出ることがありますので、必ず竹串を刺し、熱が入っているか確認をしましょう。
② 里芋の皮が剥けたら、ボウルに移し、フォークで潰します。(※里芋が滑りやすいのでご注意ください。)崩したら、ご高齢者が召し上がる分として、里芋全体の1/4を別のボウルに取り分けておきます。
- この時点で、ご高齢者が食べる分とご家族の分を分けます。全体を作ってから取り分けるより簡単です。
③ ③ しめじは石づきを取り、手でほぐします。舞茸はそのまま手で割きます。耐熱容器に入れ、500wで1分30秒加熱をします。加熱が終わったら、こちらもご高齢者の分として1/4を取り分けて細かく切り、介護食用のボウルに入れます。残りはご家族用のボウルに入れてください。
- きのこも電子レンジで調理することで、香りを逃がさずに加熱できます。きのこもご高齢の状況に合わせ、食べやすい大きさにしましょう。
④ 2つのボウルに、それぞれ鮭フレーク、マヨネーズ、塩を入れ全体を混ぜます。味が整ったらお皿に盛り付けて、最後にお好みで黒コショウを最後に振りかけて完成です。
- 里芋がねっとりしているので、マヨネーズが少なくてもなめらかな口当たりになります。マヨネーズが少量で済むため、カロリーも抑えられます。
おわりに
里芋を使用することで、じゃがいもとは違う食感と美味しさになります。いつもは、じゃがいもでポテトサラダを作っている方にも、ぜひ挑戦していただきたい一品です。舞茸の濃厚な香りや、鮭の味わいが季節を感じさせてくれます。
鮭フレークは、今回は無着色の物を使用しましたが、赤味が強い鮭フレークを使用すると、盛り付けた時の色合いがきれいになると思います。お好みでお選びください。
学生時代に調理師、栄養士、介護食士の資格を取り、カフェのメニュー開発など経験を重ねました。就職後は、料理教室で生徒さんに伝えるたのしさを知りました。結婚を機に、退職後は自宅にて料理教室を開講し、現在は子育てを楽しみながら、料理教室とフリーでレシピ開発をしています。
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