この記事を3行で解説すると
- ・ 重ねるだけで簡単に作れる!
- ・ 見た目もかわいくて、思わずにっこり。
- ・ かぼちゃの栄養もしっかり取れる!
【一人前:エネルギー180cal たんぱく質3.7g 脂質6g 塩分0.2g】
少しずつ秋めいた気候になってきました。9月は気温の変化も激しくなり、夏場の疲労が溜り、疲れやすくなります。そこで、おいしく栄養補給ができるように食べやすいかぼちゃのケーキをご紹介します。
ケーキといっても、今回ご紹介するのは焼かないケーキ「トライフル」。トライフルとは、器の中に、スポンジケーキとクリームやフルーツを重ねて作ったデザートの事です。オーブンやハンドミキサーなど特別な道具も使いません。材料が揃えば、簡単にできますので、ぜひご家庭で作ってみてください。
≪材料≫ 4人分(4カップ分)
市販の冷凍かぼちゃ | 200g |
バニラアイスクリーム | 100g |
砂糖 | 25g |
デザートホイップ | 30g |
牛乳 | 小さじ1 |
カステラ | 2切れ(50g程) |
※器は透明なカップをご用意ください。
今回はスーパーなどの市販で売られている冷凍のかぼちゃを使用しました。
かぼちゃの旬は夏の終わり頃と言われています。まだまだ旬の時期ではありますが、冷凍野菜は、使う分だけ解凍し、手軽に使用できるのでとても便利です。冷凍野菜は、旬の時期に収穫された野菜を急速冷凍しているため、価格が一年を通して安定しているのも嬉しいですよね。もちろん、生のかぼちゃを蒸したり茹でたりしても問題なく作れます。
≪作り方≫
① かぼちゃは大き目の耐熱容器に入れ、電子レンジに入れて袋に記載されている通りに解凍します。(今回は500w3分)解凍したら、かぼちゃの皮を剥がしてフォーク(あればマッシャー)で潰します。
(※かぼちゃの皮は最後に飾りとして使用するので残しておきましょう。)
- 冷凍かぼちゃを使用することで、手軽に柔らかくて食べやすいかぼちゃを用意することができます。咀嚼機能が低下している方でも美味しく召し上がれます。
② 次にかぼちゃクリームを作ります。➀にバニラアイスクリームと砂糖を入れて、全体が均一になるように混ぜます。バニラアイスクリームを使用することで、簡単に美味しいかぼちゃクリームが作れます。
③ ボウルにデザートホイップと牛乳を入れて、全体が均一になるように混ぜます。
- 固めにできあがっているデザートホイップに牛乳を加えることで、ご高齢の方でも食べやすい口当たりなめらかな生クリームになります。
④ カステラは食べやすい大きさに切り、カップに入れます。その上に②のかぼちゃクリーム、③の生クリームを重ねて➀で残しておいたかぼちゃの皮を少し切り分けて飾れば完成です。
- カステラの大きさは一口サイズでも大丈夫です。スプーンですくって食べることができるので、召し上がる方にちょうど良い大きさに合わせるようにしましょう。
おわりに
今回のレシピの主役、かぼちゃは、「冬至」のイメージから冬野菜と思う方も多いかと思いますが、実は夏が旬の野菜です。かぼちゃにはビタミン類が多く含まれています。中でもかぼちゃのビタミンCは熱に強いので、加熱調理に向いています。煮物やスープ、コロッケなど、様々なお料理で召し上がってください。
飾り用に残った皮が残った場合は、皮にも栄養があるので、そのまま食べたり、他のお料理で使用したりして残さず食べましょう。
かぼちゃのトライフルは、飾りでアレンジをするとハロウィーンにもピッタリな見た目になります。ご高齢の方が、お孫さんと一緒に作るのも楽しそうですね。
学生時代に調理師、栄養士、介護食士の資格を取り、カフェのメニュー開発など経験を重ねました。就職後は、料理教室で生徒さんに伝えるたのしさを知りました。結婚を機に、退職後は自宅にて料理教室を開講し、現在は子育てを楽しみながら、料理教室とフリーでレシピ開発をしています。
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