この記事を3行で解説すると
- ・ 面倒な包む作業をしなくてもジューシーなシュウマイができる。
- ・ 口の中でほぐれやすく食べやすい!
- ・ 特別な道具も必要なく、フライパンで作れる!
まだまだ暑さの残る9月は、季節の変わり目で体調も不安定になりやすい時期です。体の内側からの体調管理には、エネルギー補給も大切です。
今回はそのような時期にもピッタリな、ホタテと豚肉を使用したジューシーなシュウマイをご紹介します!
シュウマイと言えば蒸し器を使って作るのを想像するかと思いますが、今回はフライパンで作ります。手軽にできて、家族みんなが満足できる。そんな一品になっているので、ぜひお試しください。
≪材料≫ 4人分
ホタテ缶詰 | 1缶 |
豚ひき肉 | 300g |
筍(細切りの水煮) | 50g |
シュウマイの皮 | 1/2袋 |
グリンピース(水煮) | 適量 |
塩 | ひとつまみ |
醤油 | 大1 |
酒 | 大1 |
片栗粉 | 大1 |
ホタテには、ビタミンB12や鉄分が含まれているので貧血予防にもなります。また、豚肉には、ビタミンB1が多く含まれているので、疲労回復効果が期待されます。これらのビタミン類は水溶性で水に溶けやすいので、調理法は茹でるよりも焼いたり揚げたりする方が栄養を無駄なく摂取することができます。
≪作り方≫
① 材料を切ります。筍は5㎜程のみじん切りにします。シュウマイの皮は袋から出し1㎝幅の大きさに長細く切ります。
- 水煮の筍を細かくすることで食べやすくなります。筍の穂先部分は柔らかいので、咀嚼機能に不安がある方は穂先部分を使うのも良いです。不安がなければ、もう少し大きく切ると、食感が引き立ちます。
② 次に、肉だねを作ります。ボウルに豚ひき肉、塩(ひとつまみ)を入れて粘り気がでるまで混ぜていきます。粘りがでたら➀の筍とホタテの水煮缶を汁ごと入れて混ぜ、最後に醤油、酒、片栗粉を入れて混ぜます。
- 片栗粉を混ぜ込むと、焼いている時も肉だねの水分を保ってくれるので、やわらかくてジューシーに仕上がります。
- ホタテの水煮を汁ごと入れることで、他の調味料を使用することなく、できあがりが濃厚な味わいになります。
③ 冷たいフライパンに、スプーンで食べやすい大きさに②の肉だねをのせていきます(丸める必要はありません)。その上に、➀のシュウマイの皮をのせて、少し抑えながら肉だねの形を整えます。最後に中心にグリンピースをのせます。
- 皮が切れているので、ほぐれやすく食べやすいシュウマイになります。小さいシュウマイを何個も作るのが大変という場合には、2,3口分の大きさにしても十分食べやすく仕上がります。
④ フライパンに火をつけて焼いていきます。最初は中火で、ジューという音が聞こえてきてシュウマイの底の色が変わったら、少量の水を入れて蓋をして弱火で5分蒸し焼きにします。5分経ったら蓋を開けてフライパンにある水気を少し飛ばし、焼き上がればお皿に盛り付けて完成です。
- 蒸し焼きにすることで、しっかりと中心まで火が通り、水分を逃がさずやわらかくジューシーに焼き上がります。
おわりに
今回は、シュウマイは包むのが苦手という方でも挑戦しやすい作り方をご紹介しました。余った皮はラップをしっかりとして冷蔵庫で保管してください。肉だねが余った時には、使う量を小分けして、しっかりとラップで包み密封させてすぐに冷凍するようにしましょう。解凍するときは、冷蔵庫内で時間をかけて解凍することがおすすめです。余分な水分が出ず、ビタミンなどが溶け出すことを防ぐと同時に美味しく解凍できます。
冷めても硬くならないので、ご家族のお弁当に入れても良いかもしれません。そのままでも美味しいですが、ぽん酢やお好みで薬味をつけて、ご家族皆さんで召し上がってみてください。
学生時代に調理師、栄養士、介護食士の資格を取り、カフェのメニュー開発など経験を重ねました。就職後は、料理教室で生徒さんに伝えるたのしさを知りました。結婚を機に、退職後は自宅にて料理教室を開講し、現在は子育てを楽しみながら、料理教室とフリーでレシピ開発をしています。
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