夏野菜の和風ラタトゥイユ【介護食のレシピ#13】

この記事を3行で解説すると

  • ・ 難しそうなラタトゥイユが簡単にできる!
  • ・ たっぷり野菜のおいしさを逃さず、栄養満点!
  • ・ さっぱりした味付けで食べやすい!


夏野菜の和風ラタトゥイユ

スーパーに並ぶお野菜も、色とりどりの夏野菜が増えてきましたね。旬の食材は栄養が豊富でお値段もお手ごろになります。旬の時期に、たくさん食べて元気に毎日を過ごしましょう!


今回は、夏野菜を使用した"ラタトゥイユ"をご紹介します。ラタトゥイユとは、野菜をトマトで煮込んだフランス南部の郷土料理。材料を切ったら、後はフライパン1つ。調味料も特別用意しなくてもいいような物を揃えました。是非、一度挑戦してみてください。

≪材料≫ たっぷり4人分

カットトマト缶 300g(1缶分)
ズッキーニ 1本
ナス 1本
黄色パプリカ 1個
玉ねぎ 1玉
にんにくすりおろし(チューブ可) 小1/2
サラダ油 大1
小1/2
醤油 小1
和風顆粒だし 小1


夏野菜の和風ラタトゥイユ


夏野菜は色が濃いものが多いので、見た目もおいしそうなものばかりです。また、水分が多く含まれているものが多いので、身体を内側から冷やしてくれる効果がある物もあります。汗をかいて水分を失いやすいこれからの暑い時期にはピッタリですね。

いろんな食材を組み合わせ、栄養や旨みをアップさせて夏バテを防ぎましょう!

≪作り方≫

① 玉ねぎは皮を剥き、他の野菜は今回は皮ごと使用するのでしっかりと洗います。1口大になるように、全て同じ大きさに切ります。

介護食ポイント
食材の大きさを同じにすることで、食べやすくなります。
七夕にもピッタリ!夏野菜の和風ラタトゥイユ

② フライパンに油とにんにくを入れ、中火にかけます。にんにくの香りがしてきたらカットトマトをすべて入れトマト全体がフツフツと沸騰するまで火にかけます。

介護食ポイント
最初にトマトを加熱することで、酸味がやわらぎ甘みが増します。
七夕にもピッタリ!夏野菜の和風ラタトゥイユ
七夕にもピッタリ!夏野菜の和風ラタトゥイユ
七夕にもピッタリ!夏野菜の和風ラタトゥイユ

③ ②に➀の野菜と塩・醤油・顆粒だしの調味料を全て入れ、全体をざっくりと混ぜます。蓋をして、中火のまま30分煮ていきます。5~10分経ったタイミングで、一度全体をさっと混ぜます。5〜10分毎に混ぜながら煮ていきます。

介護食ポイント
長めに煮込むことで、野菜が甘く柔らかくなります。
ご高齢の方にも、食べごたえのある一口大のごろっとした野菜をお楽しみいただけます。
七夕にもピッタリ!夏野菜の和風ラタトゥイユ
七夕にもピッタリ!夏野菜の和風ラタトゥイユ
七夕にもピッタリ!夏野菜の和風ラタトゥイユ

④ 時間がたったら蓋を開けて全体の水分が少なくなってきたことが確認出来たら、一度味をみて、薄いようだったら塩を少々ふり(分量外)全体を混ぜて完成です。
(蓋を開けたタイミングで水分が多いようだったら火を止めずに、そのまま混ぜながら水分を飛ばします)

七夕にもピッタリ!夏野菜の和風ラタトゥイユ

おわりに

カットトマト缶を使うことで、トマトの湯むきが不要になり、手軽に作れるレシピをご紹介しました。ホールトマト缶を使ってトマトをつぶしても、作ることができます。

今回はお野菜のみで仕上げましたが、材料をプラスしてベーコンやツナ、水煮の大豆やミックスビーンズ、ひじきなどたんぱく質になる食材を増やすことで、コクが増したり、1品でも栄養価がアップするのでおすすめです。

麺類のソースに使用するなど、温かいままでも、冷やしてもアレンジしやすくなっているので、是非作ってみてください。

ライター:なかしま はるか

学生時代に調理師、栄養士、介護食士の資格を取り、カフェのメニュー開発など経験を重ねました。就職後は、料理教室で生徒さんに伝えるたのしさを知りました。結婚を機に、退職後は自宅にて料理教室を開講し、現在は子育てを楽しみながら、料理教室とフリーでレシピ開発をしています。

夏野菜の和風ラタトゥイユ【介護食のレシピ#13】

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