ネバネバ野菜でとろっとそうめん【介護食のレシピ#14】

この記事を3行で解説すると

  • ・ とろっとしているので、のど越しよく食べられる!
  • ・ 梅と大葉の風味でさっぱりおいしい!
  • ・ 一皿で満足感のある一品に!


ネバネバ野菜でとろっとそうめん

夏場はツルっとのど越しの良い麺類が恋しくなりませんか?
中でもそうめんは、暑くなるこの時期には、スーパーにもたくさんの種類が並びます。


手軽に作れておいしいそうめんを、今回はネバネバの野菜と一緒に一皿で栄養もお腹も満足する一品に仕上げました。麺つゆごとスプーンですくって食べても、味が濃くならないよう、おいしく食べられる味付けになっています。是非作ってみてください。

≪材料≫ 4人分

そうめん 6束(4人分)
絹豆腐 1丁
トマト(中玉) 2個
オクラ 8本
梅チューブ 10g
大葉 4枚
麺つゆ 大さじ2
100㏄


ネバネバ野菜でとろっとそうめん


今回使う食材の一つであるオクラは、夏場に旬を迎えます。オクラは生でも美味しい野菜ですが、加熱調理をしてもあまり栄養価が変わらないのも特徴です。食物繊維や豊富な栄養を含んでいるので疲労回復効果が期待できるのも嬉しいポイントです。

≪作り方≫

① トマト、オクラを洗います。(オクラは表面に細かいうぶ毛が生えています。気になる場合は少量の塩をまぶしてまな板などで擦ると取り除くことができます。)鍋に湯を沸かし、オクラを茹でます。1分程度経ったらそうめんを入れ、表示時間通りに茹でます。茹であがったら流水で水洗いします。

介護食ポイント
オクラと一緒にそうめんを茹でることで、そうめんが茹であがる時にはオクラも柔らかく食べやすくなります。
ネバネバ野菜でとろっとそうめん
ネバネバ野菜でとろっとそうめん

② ①のそうめんのうち、介護食の分を食べやすい長さに切り、トマトはヘタを取ってから皮ごと角切りにし、オクラはみじん切りにします。シソは1枚を横半分に、そこから千切りにします。

介護食ポイント
そうめんは、召し上がる方の食べやすい長さやスプーンの大きさに合わせて切ってください。長さを変えることで食べやすさがアップします。ご家族の分はそのままの長さで大丈夫です。また、トマトのタネが気になる様でしたら取り除いてください。
ネバネバ野菜でとろっとそうめん

③ ボウルに水、麺つゆ、梅チューブ、②のオクラを混ぜてかけ汁を作り、冷蔵庫で冷やしておきます。

ネバネバ野菜でとろっとそうめん

④ お皿に②のそうめん、トマト、豆腐は型からスプーンですくい、大葉をのせて周りに③をかけて盛り付ければ完成です。

介護食ポイント
スプーンで豆腐を崩しながら、全体を混ぜながらでも食べやすくなっています。

おわりに

夏の時期に出番が多くなるそうめん。ツルっとのど越し良く食べられて、茹で時間が短いので暑いキッチンで調理する人にとって嬉しい食材ですね。

今回ご紹介したメニューは、一皿で満足感があり、お好みにより具材のアレンジもしやすくなっています。豆腐の他に、魚や肉と一緒に野菜を盛り付けることで簡単に栄養バランス良く食べることが出来ます。是非、作ってみてくださいね。

ライター:なかしま はるか

学生時代に調理師、栄養士、介護食士の資格を取り、カフェのメニュー開発など経験を重ねました。就職後は、料理教室で生徒さんに伝えるたのしさを知りました。結婚を機に、退職後は自宅にて料理教室を開講し、現在は子育てを楽しみながら、料理教室とフリーでレシピ開発をしています。

ネバネバ野菜でとろっとそうめん【介護食のレシピ#14】

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