この記事を3行で解説すると
- ・ さっぱりとした味で食べやすく
- ・ やわらかくとろりとした食感で、のど越しよく!
- ・ 冷やして食べれば、暑い時期にも最適!

初夏は初鰹の時期です。スーパーや魚屋でも多く見かけるようになりましたね。お刺身やたたきもおいしいですが、よりさっぱりと食べたいときにおすすめなのが、今回ご紹介する"焼きびたし"です。
パプリカやトマトを使うことで見た目も鮮やかになり、味は洋風で爽やかになっています。冷蔵庫でひんやりと冷やしてもおいしいです。
≪材料≫ 4人分
生鰹(刺身用) | 1サク |
トマト | 大玉1つ |
黄色パプリカ | 1つ |
オクラ | 4本 |
しそ | 2枚 |
醤油 | 大1と1/2 |
レモン汁 | 大2 |
砂糖 | 大1 |
ごま油 | 小1 |
片栗粉 | 適量 |
鰹は、旬の時期が2回あり初夏に旬を迎える「初鰹」、秋に迎える「戻り鰹」があります。 鰹には不足しがちな鉄分やカルシウムなどが豊富に含まれています。ただ、鮮度が落ちるのが早いので手に入ったら生で食べる場合には早めに食べきりましょう。残ったらステーキなど加熱処理をして食べましょう。
≪作り方≫
① 野菜から準備をします。パプリカとトマトのおしりの部分に切れ目を入れて、皮を湯剥きします。鍋にお湯を沸かして、パプリカ、オクラ、トマトの順に入れて茹でます。茹であがったら冷水にとり、パプリカとトマトは、全体の皮が剥けたら取り出してください。
- パプリカとトマトの皮を剥くことで、食べたときに口の中に皮が残らず食べやすくなります。
② 表面の水気を切ったらトマトを横半分に切り、気になる方は中の種を取り除きます。取り除いたら1口大に切り、パプリカとオクラも同じ大きさに切ります。
- やわらかく茹でても、トマトの種まではやわらかくなりません。取り除くことで食べやすくなります。
③ 鰹全体に塩を少々ふり、片栗粉をつけます。フライパンにごま油を入れ熱し、鰹全体に薄い焼き目がつくまで焼きつけていきます。焼けたら一口大に切ります。
- 鰹全体に片栗粉をつけることで、調味液と合わせたときに表面がつるんとした食感になります。
④ ボウルに醤油、レモン汁、砂糖を混ぜます。そこに②と③の食材をすべて入れ、細かく切ったしそも入れて軽く混ぜます。混ぜたら落としラップ(食材に直接ラップを密着させる)をして冷蔵庫で冷えるまでつけておきます。冷えたらお皿に盛り付けて完成です。
- 酸味付けに酢を使うのもいいですが、酢よりもレモン汁を使うと酸味がマイルドでフルーティーさもあり、さわやかな味になります。加熱をしないお料理で酸味をつけるときには、レモン汁を使うのがオススメです。
おわりに
少し洋風な鰹の焼きびたしに仕上がりました。
冷蔵庫で冷やしている間に、鰹にまぶした片栗粉にとろみが出て、トマトの酸味とうまみが全体になじみます。
鰹は少し大きめに切っても十分やわらかいので簡単に噛み切ることができます。しそは最後に混ぜることで、色合いもきれいで香りが飛ばずに爽やかさがプラスされます。多めに作ってそうめんやパスタにかけて召し上がるのもおすすめです。
学生時代に調理師、栄養士、介護食士の資格を取り、カフェのメニュー開発など経験を重ねました。就職後は、料理教室で生徒さんに伝えるたのしさを知りました。結婚を機に、退職後は自宅にて料理教室を開講し、現在は子育てを楽しみながら、料理教室とフリーでレシピ開発をしています。
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