たけのことアスパラのそぼろ煮【介護食のレシピ#37】

この記事を3行で解説すると

  • ・たけのことアスパラガスで腸内環境を整える
  • ・鶏ひき肉を使っているので、あっさりな味わいで食べやすい
  • ・とろみをつけることで飲み込みやすい


たけのことアスパラのそぼろ煮

【1食分:エネルギー 190kcal たんぱく質 13.3g 脂質 7.2g 塩分 0.8g】


春らしい食材を使った一品です。たんぱく質を多く含む鶏ひき肉を使い、たけのことアスパラガスで彩りをきれいに仕上げました。鶏ひき肉はとろみをつけることで、野菜と絡んで食べやすくなります。

≪材料≫ 4人分

鶏ひき肉 200g
たけのこ(水煮) 400g(やわらかい穂先を使用するのがおすすめです)
ミニアスパラガス 80g(普通のアスパラガスでも可)
しょうが 1かけ
小さじ1
【A】
だし汁 300㏄
大さじ1
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ1
醤油 大さじ1
【水溶き片栗粉】
片栗粉 大さじ1・1/2
大さじ1・1/2


たけのことアスパラのそぼろ煮

春に旬を迎えるたけのこと、きれいな黄緑色のアスパラガスで、見た目も味も鮮やかな一品をお楽しみください。

≪作り方≫

① たけのこは食べやすい大きさに切る。ミニアスパラガスは茎の根元側半分の皮をむき、斜め切りにする。しょうがはみじん切りにする。

介護食ポイント
たけのこは穂先の部分はやわらかく食べやすいので、穂先の部分を使うのがおすすめです。根元に近いほどかたくなりますが、薄切りや細切りにすると食べやすくなります。
アスパラガスは、やわらかいミニアスパラガスを使うことで、食べやすくなります。普通のアスパラガスと同じように根元側半分の皮をむいて、さらに食べやすくしましょう。もちろん普通のアスパラガスもしっかりと下処理をすれば、やわらかくなって食べやすくなります。
たけのことアスパラのそぼろ煮
たけのことアスパラのそぼろ煮
たけのことアスパラのそぼろ煮

② フライパンにサラダ油、しょうがを入れて熱し、香りが立ったら鶏ひき肉を加えて、肉の色が変わるまで中火で炒める。たけのこ、ミニアスパラガスを加えてさっと炒める。【A】を加えてミニアスパラガスがやわらかくなるまで煮る。水溶き片栗粉を加えて、とろみがつくまで煮る。

介護食ポイント
とろみをつけることで鶏ひき肉も絡んで食べやすくなります。味が馴染むだけではなく、飲み込みやすくもなります。
たけのことアスパラのそぼろ煮
たけのことアスパラのそぼろ煮
たけのことアスパラのそぼろ煮

おわりに

今回は春らしいたけのことアスパラガスを使った一品をご紹介しました。同じ野菜でも使う部分や品種を変えたり、下処理をしっかりすることで食べやすくなります。たけのこやアスパラガスには、腸内環境を整えてくれる食物繊維が多く含まれているので、旬の時期には食べたい野菜です。あっさりしている鶏ひき肉もだしが効いていて、ごはんにもよく合うので、ぜひお試しください。

ライター:管理栄養士 安蒜 ゆい

病院や保育園にて管理栄養士として勤務し、献立作成や衛生管理などを行う。その後フリーランス管理栄養士として独立。
現在は食品メーカー様や料理動画サイトにおけるレシピ考案・撮影、コラム監修、調理器具メーカーと連携した調理製品を使ったメニューの考案等を行っている。

たけのことアスパラのそぼろ煮【介護食のレシピ#37】

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