メロンとヨーグルトのムース【介護食のレシピ＃40】

2020/06/08

介護食のレシピ

介護食

この記事を３行で解説すると

・ゼラチンを使うことで滑らかになり飲み込みやすい
・角切りにしたメロンで食感アップ
・ヨーグルトでたんぱく質とカルシウムをしっかり補給できる

【１食分：エネルギー 317kcal　たんぱく質 5.9g　脂質 19.2g　塩分 0.2g】

器に入れて流し込むだけで簡単にできるムースです。メロンの甘味も感じられ、食後のデザートにもぴったりです。

≪材料≫　4人分

メロン（カットフルーツ）	1パック(300g）
ヨーグルト	300g
生クリーム	150㏄
砂糖	50g
粉ゼラチン（ふやかさないタイプ）	8g

今回は、メロンの食感も楽しめるように、角切りにしたメロンを入れましたが、もちろん刻みやペースト状にしたものでも美味しく作れるので、咀嚼（そしゃく）の状態に合わせてお作りいただけます。ゼラチンはふやかさずに使えるタイプのものを使用したので、ふやかす手間なくふりかけるだけで簡単に使えます。

≪作り方≫

① メロンは小さめの一口大に切る。（飾り用に少し取り分けておく）

: 咀嚼（そしゃく）できるように形を残しています。ごろっとしたメロンが食べたい方は少し大きめに切っても大丈夫です。

② 鍋にメロン、砂糖を入れて砂糖が溶けるまで混ぜながら加熱し、粗熱をとる。ゼラチンを加えて混ぜる。

: ゼラチンを使うことで出来上がった時も飲み込みやすくなります。

③ ボウルにヨーグルト、生クリームを入れて混ぜ、②を加えてさらに混ぜる。器に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。飾り用のメロンを添える。

: 仕上げに取り分けていたメロンをのせることで、中に入っているメロンと食感のアクセントをつけることで飽きずに食べられ、見た目でも楽しめます。

おわりに

最近ではスーパーやコンビニでもカットフルーツをよく見かけますが、カットされているとご高齢者の皆様も食べやすいですよね。今回は夏が旬のメロンを使用しましたが、いちごや桃など、さまざまな季節のフルーツを使って作るのもおすすめです。ヨーグルトを使うことでたんぱく質やカルシウムも摂取できるので、ぜひお試しください。