この記事を3行で解説すると
- ・ 旬のりんごを使った、柔らかく食べやすいデザート!
- ・ フライパンと電子レンジで簡単にできる。
- ・ 食べやすい大きさに仕上げることができる。
【一人前:エネルギー242kcal たんぱく質1.7g 脂質9.5g 塩分0.3g】
今回は、旬を迎えた「りんご」を使った簡単なデザートをご紹介します。焼きりんごと言えば、オーブンを使用した作り方が一般的ですが、今回はより手軽にフライパンと電子レンジのみで作る方法をご紹介します。
簡単にできるキャラメルソースと市販のバニラアイスを添えて仕上げています。
出来立てはもちろん美味しいですが、冷めても美味しく召し上がれますので、いつものおやつにもピッタリです。是非ご家庭でも作ってみてください。
≪材料≫ 4人分
りんご | 2玉 |
レモン汁 | 大さじ1 |
バター(有塩) | 30g |
砂糖 | 30g |
キャラメル | 30g(6個分) |
牛乳 | 大さじ1 |
バニラアイス | 1カップ |
シナモン | お好みで |
りんごには、整腸作用のある水溶性食物繊維が豊富に含まれています。特に、皮や皮に近い部分に多く含まれているので、きれいに洗って丸ごと食べる方が効率よく食物繊維を摂取できます。
食物繊維の他にも、カリウムなどさまざまな栄養素がバランス良く含まれているので、積極的に食べたい果物です。
ふじや紅玉など、様々な品種のあるりんごですが、今回のように焼きりんごや煮りんごなど加熱する場合は、紅玉が最適です。酸味が強い品種になるので、生では苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、煮崩れしにくいので加熱調理には適しています。
≪作り方≫
① りんごをきれいに洗い、皮付きのまま縦4等分に切り芯の部分を取り除きます。厚さが5㎜程になるように切ります。
- 十分加熱するので皮の部分も柔らかくなりますが、皮が食べにくいようでしたら、ご高齢の方の分だけ剥いて作っても構いません。
② フライパンにりんごを並べ、何個かに切ったバターを入れて砂糖を振りかけます。レモン汁を回しかけて、蓋をして全体に水分がでるまで中火で焼きます。
水分が出てきたら、少し火を弱めて弱火~中火ぐらいの火加減にし、蓋を外したまま水分が無くなるまで焼きます。
- 一度、りんごから水分を出すことで、煮るような焼き方になります。そうすることで焼き上がりが更にしっとりとして、食べやすくなります。
③ 次にキャラメルソースを作ります。
耐熱容器にキャラメルと牛乳を入れて、電子レンジ500wで30秒程加熱します。スプーンで全体を混ぜて、再度500wで30秒程加熱してキャラメルが溶けるまで混ぜます。これでキャラメルソースが完成です。
④ ②で焼き上がったりんごを器にのせ、その上にアイスクリーム、キャラメルソースの順に盛り付けます。仕上げにお好みでシナモンパウダーを振りかければ完成です。
- りんごを食べやすいよう、もう少し小さく切りたい場合には、盛り付けるタイミングで切りましょう。小さく切ることで、アイスとも絡みやすくなります。
おわりに
フライパンでりんごを焼くことで、赤い皮の色味が実にも染み込み、見た目も綺麗な焼きりんごが仕上がります。
レモン汁は生の実を絞って用意しましたが、レモン汁として売られている物を使用しても構いません。
りんごの温かさでアイスクリームが徐々に溶け、冷たいアイスクリームと温かい焼きりんごがとろりと絡みあいます。是非、温かいお飲み物とご一緒に、秋のデザートとしてお楽しみください。
学生時代に調理師、栄養士、介護食士の資格を取り、カフェのメニュー開発など経験を重ねました。就職後は、料理教室で生徒さんに伝えるたのしさを知りました。結婚を機に、退職後は自宅にて料理教室を開講し、現在は子育てを楽しみながら、料理教室とフリーでレシピ開発をしています。
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