私は、「尊厳を守り、力を引き出すケア」をモットーにし働いています。
人は年齢を重ねるなかで、できないことが増えていくのは、自然なことなのかもしれませんが、
これまで何気なくできていたことができなくなることは、とてもつらい事だと思います。
だからこそ私は、できないことではなくできることに着目した対応をする「ストレングスモデル」を大切にしています。常にお客様が「できること」に視点をおき、その力を引き出すケアを心がけています。

具体例として、このようなこともありました。
あるお客様が外で転倒をされて以来、趣味のグランドゴルフを止めていらっしゃったことを聞き、私は「あずみ苑」でそのお客様が再びそして安全に楽しくグランドゴルフができるよう、 環境の整備を行いました。その結果、グランドゴルフを楽しんでいただけたことはもちろん、他のお客様との交流も増え、心身の活力が向上にも繋がったようでした。

介護リーダーとして、お客様の暮らしを支えるだけではなく、その方が自分らしく暮らし「生きがい」を見つけられる場を作りたいと考えています。
ともに働くスタッフの想いも尊重しながら、認め合い、支え合えるチームを築いていきたいと思います。